豪華な昼食と教会

ノイシュヴァンシュタイン城を見学した後、ホーエンシュヴァンガウ城の近くにあるレストランへ向かいました。眼前にアルプ湖が広がっていましたが、雪が積もっていて一面真っ白となっていました。結局、天気が回復しなかったので、国境のアルプス山脈も見れませんでした。


この日の昼食は、アルプ湖畔にあるバイエルン王博物館のレストランでいただきました(*'▽') しかも、人数が少ないツアーということで、綺麗な個室で食べさせてもらいました。この博物館には、バイエルン王家に関する資料が展示されているようですが、今回は昼食を摂るだけで見れませんでした(^_^;)


バイエルン王博物館のレストランでは、ルードヴィッヒメニューのコースをいただきました。前菜から豪華なお魚料理(▲▲)が出てきて、続いてメインディッシュのお肉料理(▲)というボリューム満点のメニューでした。朝食の時間が早くて空腹だったので、このボリュームが丁度良かったです(*'▽')

デザートは、アイスクリームとシロップ漬けのフルーツの盛り合わせでした。フルーツが温かったので、冷たいアイスクリームとの相性が抜群でした(*´з`) 個室で食べていたので、ゆっくり出来て良かったです。ツアーとして一緒に食べる食事は今回の昼食で最後となり、これからの食事は機内食を除いて全て自由とのことです。

昼食を摂った後、ワゴン車に乗ってヴィース教会へ向かいました。ノイシュヴァンシュタイン城を観光している間は雪雲に覆われていましたが、ヴィース教会へ近づくと天気が回復していきました。先程まで雪が降っていたとは思えない程、綺麗な青空が見えてきました(*'▽')


バイエルン王博物館のレストランを出てから約30分、世界遺産に登録されているヴィース教会(ヴィースの巡礼教会)に到着しました。添乗員さんの説明によると、ヴィース教会とは草原の教会という意味だそうです。その名の通り、この教会は広大な草原(訪れた時は雪原でした)の中に建てられており、周りには殆ど建物がありませんでした。


ヴィース教会の中は、ロココ調の優美な造りとなっています。祭壇や柱の煌びやかな装飾をはじめ、細かく描かれている天井画が素晴らしかったです(*´ω`*) ここに祀られているキリスト像は、近所の農婦の熱心な祈りによって涙を流したと言われています。その奇跡のような話が広まり、多くの人が訪れるようになったそうです。

ヴィース教会を見た後、またワゴン車に乗ってミュンヘンへ戻りました。往路の所要時間は空いていたこともあって2時間弱でしたが、復路はアウトバーンの渋滞もあって2時間以上かかりました(;´∀`) ミュンヘン付近のアウトバーンは、東京都内の首都高速のように地下で分岐・合流する箇所がいくつもありました。


マリティムホテルに到着した後、晩御飯を食べにミュンヘン市街地へ向かいました。先述の通り、ツアーでの食事はもうないので、これからは自分でレストランを探して食べないといけません。この日は日曜日で、デパートなどの商店は軒並み休業しており、閑散としていました(^^;) カールス広場周辺も、前日に比べると人通りが少なく感じました。

ドイツ語が分からないのにレストランで注文出来るのか不安だったので、日本にもあるファストフードチェーンのケンタッキー・フライド・チキンで食べることにしました。ここなら大丈夫だろうと思っていましたが、レジ横のメニュー表を指しても上手く伝わらず、食べたかったメニューが頼めない結果となりました(´;ω;`)
余談ですが、この店のトイレを使用するには専用のコインが必要で、店員さんから受け取ったコインで扉を開ける仕組みとなっていました。当初、それが分からなくて扉の前で困っていたら、いきなり店員さんに背後に立たれて死ぬほど驚きました('Д') 幸い、客だと知っていたようでコインを手渡してくれましたが、商品を買っていなかったら咎められていたかもしれません…
ケンタッキー・フライド・チキンで夕食を摂った後、近くのスーパーに寄ってからホテルへ戻りました。次の日は帰国する日なので、荷物を纏めてから寝ることにしました。
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